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実相寺 青山霊廟

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釈迦如来と薬師如来 (7月8日)

今回は実相寺(納骨堂)をお守り下さっている
「お釈迦さま」と「お薬師様」についてお伝えします。

小難しい話になりますがお付き合いください。
文章も長くなるので「如来」「釈迦如来」
「薬師如来」と3週に分けてお伝えしていきたいと思いますので宜しくお願いします。

1)第一弾は「如来」について

まず、如来(にょらい)とは悟りを開いた
「仏陀」のことで、その姿は基本的に衲衣(のうえ)と呼ばれる一枚の布をまとった姿です。

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釈迦には「三十二相八十種好(さんじゅうにそうはちじゅうしゅこう)」という人間とは違った外見上の特色があると経典には書かれていて、仏像はそれをもとに造られています。

〈三十二相〉とは、例えば白毫相(びゃくごうそう) は眉間に白い毛が右回りに渦を巻いて、伸びると約4m50cmになるものです。

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頂髻相(ちょうけいそう)は頭の頂上の肉が隆起していて、これは仏の知恵を表すものです。

その他の特色として、手足指縵網相(てあししまんもうそう)は水かきのような膜があって、一人でも多くの人を救うようにできているものや、40の歯が真っ白で清潔で、その声は大きくて聞くものを感嘆させ、手足が柔軟で、全身が金色に輝いており、足の甲が盛り上がっているなど、色々と経典に書かれています。

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〈八十種好〉は三十二相をさらに細かく表したものだそうです。

一つ一つに意味があり、とても奥深いですね。
お参りの際には、それぞれのお内仏様をよく見てみてください。

※次回は「釈迦如来」についてお知らせします。