八月の灯り (8月18日)
13日未明から14日にかけて九州や近畿・東海地方は、
雷を伴った激しい雨が降る「盆の入り」となり、
帰省の方々等に大きな影響が出たようですね。
東京の青山あたりは雨こそ降りませんでしたが、風が強く吹いていました。
そんな中で参道にロウソクの灯りがともり、そして昨日の「送り火」では
夜になっても残暑の厳しい一日でしたが、風は穏やかで夕闇の中で一段と
光煌めく小さな炎に、多くの方が足を止めてご覧になってくださいました。
今年から始まった実相寺の「灯火会」は、お精霊さまが迷うことなく戻り、
またお帰り頂くためではありますが、青山に集う若い人達に、日本の文化や伝統、
ご先祖様への感謝の気持ちを大切にしていっていただく一助になれば、と願い
毎年恒例の行事にしてまいります。