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実相寺 青山霊廟

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七十二候の蓮始開(2018年7月12日)

この度の大規模災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに
被災者の方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

7月12日から七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)となります。

蓮が美しい花を咲かせる時季ですよとの意味ですが
今年は既に梅雨も明け、とても暑い日差しとなっていますね。
皆さま、体調にお変わりはありませんか?

この蓮の花は、先月、梅雨の雨の中しっとりと咲いていましたので
思わずパチリ、カメラに収めさせていただきました。

実相寺ご住職がお育てになっているものでして、毎年その美しい姿で
わたしたちの心に優しさを添えてくれます。

泥の中に優雅な花を咲かせる蓮は、その清らかさ、気高かさから
「極楽浄土の花」「清浄無比の花」と尊ばれています。

インドでは仏陀の誕生を告げて開花、死後は蓮の花の上に座るとも
言われています。

今週はお盆となりますので、蓮の花や葉で盆棚を飾る家も多いかと思います。
ご先祖様をお迎えするにあたり、実相寺青山霊廟におきましても、旧盆の
8月12日に「迎え日」、8月15日に「送り日」を行います。

ご先祖様が道に迷わないように願いを込めながら
参道いっぱいのキャンドルに一つ一つ灯りを灯します。

青山の地から一人でも多くの方に、ご先祖様への感謝の気持ちと
お盆の文化の持つ良さが伝われば幸いです。
お近くにお越しの際は、是非、お立ち寄りくださいませ。

送り火・迎え火

※新盆と旧盆について
7月のお盆を新盆、8月のお盆を旧盆と言われています。これって…??
関東は7月、関西は8月なのよ、と思われている方が多いかと思いますが
もともとお盆は旧暦の7月15日に行われていまして、
明治時代の暦の国際基準化を目的として行われた改暦に伴い、
新暦の8月15日に行われるようになりました。
現在、新盆は東京を中心とした一部の地域のみで、
大多数の地域は旧盆で行われるようです。