東京の送り火・迎え火(2025年8月2日)
東京都港区青山にある実相寺青山霊廟(納骨堂)の「送り火・迎え火」
猛暑が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
体調を崩しやすい季節ですので、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいませ。
この時期は、全国各地でお盆の準備が始まる季節でもあります。
お盆は、ご先祖様や大切な故人の霊をお迎えし、感謝の心をもって供養を行う日本の大切な行事です。
ご先祖様が迷わず帰ってこられるよう「迎え火」を焚き、お盆期間を共に過ごした後、「送り火」で再びあの世へとお送りする。
この一連の行いには「感謝」と「安らぎ」の願いが込められています。
東京や一部の地域では7月にお盆を迎えますが、多くの地域では8月にお盆を行うのが一般的です。地域によって時期は異なりますが、ご先祖様を想う心は同じです。
青山霊廟(納骨堂)では、7月のお盆に毎年恒例の「送り火・迎え火」を行いました。
納骨堂にお入りになられているご先祖様が迷わないよう、実相寺の参道に灯りをともし「いってらっしゃい」、そして「おかえりなさい」の気持ちを込めて執り行いました。
お盆は本来ご自宅でご先祖様をお迎えしますが、ご事情により難しい場合もございます。
そのため実相寺 青山霊廟では、御内仏様の前にお盆のお供え物をご用意し、納骨堂にお入りのご先祖様がゆっくりお休みいただけるよう心を込めて供養しております。
今年の8月が新盆にあたる方もいらっしゃるかと思います。
新盆や棚経供養をご希望の場合は、日程調整が必要となりますのでお早めにご依頼くださいませ。まだ間に合いますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
実相寺 青山霊廟 納骨堂管理事務所
03-6804-2870
まだまだ残暑が続きますが、皆さまご無理なさらず、どうぞご自愛くださいませ。