お寺に咲く白い花 (5月20日)
事務所の入り口近くに二年間、
葉っぱしか出ていなかったのですが、
ある日、真っ白な花が咲いていて驚きました。
カラーの花です。毎朝この花に出迎えられて、
純白の清々しい姿に心が洗われるようです。
「カラー」は南アフリカ原産のサトイモ科の植物で、
”海を渡ってきた里芋“から、別名「海芋」(かいう)とも呼ばれています。
名前の由来は
① 形が修道女の襟(カラー)に似ているところからつけられた
② ヒメカイウ属の学名が「Calla」であり、その名がこの植物名につけられた、
との説もあるようです。
白やピンク色のものもある、花に見える筒状のところは
実は「花」ではなく、内側真ん中の黄色い棒の部分が花、
だったとは知りませんでした。
筒状の部分が内側の花を大事に守っているんですね。
母の胸に抱かれる幼子のようにも見えます。