庭に咲くのはさざんか?つばき?(12月6日)
実相寺の中庭に明るいピンクのツバキ?サザンカ?が満開になっています。
「また会へた山茶花も咲いてゐる」種田山頭火
の詩のように懐かしく、寒空の中に咲くいじらしい花といった感じがします。
ところで皆さんはツバキとサザンカの違いはご存じですか?
恥ずかしながらこの年まではっきり知らなかったので調べたところ・・・
(1)ツバキは初春に花を咲かせ、サザンカは秋~冬にかけて花を咲かせる。
とはいえ「寒椿」という冬に咲くツバキもあり、「ハルサザンカ」といって
春に咲くサザンカもあるので、ややこしい・・。
(2)ツバキの花は花ごと落ちる。サザンカは花びらがバラバラになって散る。
(3)ツバキの葉にはギザギザがない(ものが多い)。
サザンカの葉にはギザギザが目立つ。そして太陽に葉っぱを透かして見ると、
葉脈の黒いのがサザンカで、白いのはツバキなんだそうです!
とは言っても今ではサザンカとツバキの交配種がいろいろあって、
区別がとても難しくなっているのも確かです。
同じ「ツバキ科」の仲間、分けることも無くなる日が来るかもしれませんね。
地球も一つ、人類も共存共栄、戦争などしている場合ではないのです。
一日も早く平和な世界になりますように!! などつらつら思う初冬の日でした。