8/12(日)16(木) お盆の迎え火、送り火(終了しました)
実相寺では8月12、16日の2日間、
お盆の迎え火、送り火の行事を行います。
お盆にはご先祖様や亡くなった人たちが
浄土から地上に戻ってくるといわれています。
迎え火はご先祖様の霊が帰ってくるときの目印になり、
送り火は私たちがしっかりと見送っていますという証になります。
そういった仏教的な考えだけでなく、
“火を囲みながらご先祖様を想うこと”
“ご家族やご近所同士で語らいの場をもつこと”
迎え火や送り火の時間には、そういった価値もあると思っています。
近年、特に都心部においては、
家庭ごとにお盆の迎え火、送り火をすることが
少なくなりました。
マンションなどにお住まいの方も多く、
なかなか難しいのが現実かなと思います。
しかし、火を囲みご先祖様に思いを馳せる時間は、
後世に残したい貴重な文化です。
青山という土地に代々続いてきたお寺として、
若い世代の方々を中心に、
一人でも多くの方にお盆の文化の持つ良さが
伝われば幸いに思います。
当日は午後6時から9時ごろまで
火を灯したろうそくを参道いっぱいに飾ります。
ぜひお気軽にお立寄りいただき、
ゆっくりとした時間を過ごしていただければと思います。