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軟酥(なんそ)の法とは、なんそ?(2017年10月1日)

10月に入り、駆け足で「秋」がやって来たような朝夕の涼しさに、
皆様風邪など引いていないでしょうか?
この時期を代表する花として「秋桜」や「秋明菊」がありますね。
可憐だけれど芯が強くて、とても好きな花です。

ところで、秋になると特に増えるのが「肩こり」と「腰痛」だとか・・・。
なぜ秋なのでしょう。肩こりや腰痛は、日中と朝夕の気温差が原因だと言われ、
特にこの季節は1日の気温差が大きいので、その温度差が筋肉に負担をかけるのだそうです。

筋肉は疲労すると硬直して乳酸などの物質がたまり、筋肉が硬直すると肩にある末梢神経や血管を圧迫し、血管が圧迫されると硬直する物質がたまりやすくなる、という悪循環になります。そして圧迫された神経は『痛み』の信号を送る、という事です。

ならば、肩や腰の筋肉を柔らかくすることで、痛みが軽減されますよね。
そこで肩こり・腰痛を解消する方法として、臨済宗の禅僧・白隠禅師が熱心に勧めたといわれる、「軟酥(なんそ)の法」という瞑想が良い!らしいと聞きました。
イメージトレーニングの走りでしょうか?

これはバターの様な「仙薬」が頭の上に載っていて、体温で徐々に溶けていき体の奥深くまで浸透し、全身が潤っていくイメージを持って瞑想する方法。そして足の土踏まずからバターが融け出てくるようになったら終了、となります。
座禅や椅子に腰かけて行うもよし、湯船に浸かりながら行ってみるのも効き目がありそうですね。
お悩みの方は是非試してみて下さい。