外苑と青山霊廟のいちょう並木(2018年12月7日)
木枯らし一号も吹かないまま12月に入りました。
先日は師走とは思えない温かい(暑い!?)日になったかと思えば、
この週末は真冬の寒さになるそうです。
体調崩されていませんか?
実相寺近く、神宮外苑のイチョウ並木もそろそろ終盤となりました。
イチョウは日本人に愛されて全国各地で見られるため
日本特有のものだと思われがちでが、仏教伝来とともに
中国から伝わってきたものだそうです。
神社仏閣でイチョウの木が多く見られるのも
こうした理由からかも知れませんね。
そして、葉っぱの次のお楽しみはギンナン。
イチョウの木の実の中にある種だと思いきや、くさい部分が種で
私達が食べているのは種の中の「胚乳」という部分です。
胚乳というだけあって多くの栄養素が含まれていて栄養価が高く、
感染症を予防する成分を多く含んでいるので、
風邪をひきやすい秋から冬のこの時期には最適な食材です。
鍋よし、おでんよし、しっかりいただいて元気で年を越したいものです。
ただギンナンには中毒性があるので、食べる量は小さな子供は5粒まで、
大人でも10粒程度までにしたほうがいいですね。
実相寺納骨堂のイチョウ並木にギンナンはありませんが、
いつも黄色く色づいた美しいイチョウです。
御仏とスタッフ一同が心よりお待ちしております。