年末年始に故郷に帰った際、いつか両親が亡くなったら
先祖代々のお墓を守り続けることが難しくなると、
あらためて感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

先祖代々のお墓(ご遺骨)をこちらに引越しさせてこちらで供養したい、
当納骨堂にもそのようなお墓のお引越し「改葬」に関するご相談が
多くなったと感じています。

当納骨堂がある「外苑前」周辺の名所(1月撮影)

「国立競技場」

「外苑前銀杏並木」

お釈迦さまが「クシナガラ」という小さな町でお亡くなりになる時、
弟子がお釈迦さまに「もっとふさわしい大きな都で！」と嘆くと、
お釈迦さまは弟子をたしなめられました。
場所にこだわるな、その時ご縁がある場所がふさわしい場所、
お釈迦さまはきっとそう伝えたかったと、私は解釈しています。

先祖代々のお墓(ご遺骨)の場所を変えることについては、色々考える
ことがあるかと思います。(実は私がそうです)

代々続く場所は変えても、供養を続けたいという先祖に対する感謝
の気持ちをいつまでも忘れないことを、大切にしたいです。