お盆に思う事(2020年8月15日)
残暑お見舞い申し上げます。
いつもの年とは違う異例ずくめのこの夏。
猛暑に加えコロナ禍が治まらず先行きが案じられますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
実相寺青山霊廟ではお陰様で、ご住職始めスタッフ一同、皆変わりなく元気に過ごしています。
お盆の期間にお参りに来られた方々は例年と比べたら減ってはいますが、皆様お元気そうで、コロナよりも暑さに参ってしまっているご様子。
納骨堂内ではお参りがてら、しばらく冷房で涼み仏様の送迎や或いはお話をされておられるようです。
特にこの点が「納骨堂はいいなー!」と思うところです。
八月の旧盆は15日の「終戦記念日」と重なっていて、テレビでも毎年様々な特番が流されています。
そういった報道を見るたびに「戦争の事実・歴史」を語り継いでいかなければいけないな、と改めて思いつつも今年は戦後75年。
月日が経つにつれ記憶も薄れて、どうしても忘れがちになってしまいます。
自然災害や、ましてや今回のコロナも然り!ですよね。
この新型コロナに関して起こっている様々な出来事は、家族や友人と話し合ったり、LINEやSNSで触れたり、日記に書き残したりして、後世に伝えていくべき一大事だな…とお盆に際し思いを新たにした次第です。
なんて、一個人の勝手な「決心」はさておき、16日は「お盆の送り火」です。
お寺では「迎え火」なので、ご先祖様・仏様お帰りなさい。
当納骨堂はいつも静かな心地よい空気に包まれ、手入れの行き届いたお花で溢れています。
体調と相談しつつ、いつでもお参り&見学にお越しください。
お待ちしております。