毎年恒例ですが、実相寺(青山霊廟)のお盆は
ご先祖様が迷わぬよう参道にキャンドルを並べ
「送り火・迎え火」をおこなっております。

今年は、7月13日と7月16日（予定）です。

お盆は一般的にご先祖様の霊を
お墓から自宅にお迎えしご供養しますが
納骨堂をご利用される方は様々なご事情で
ご自宅に招く事ができない方もいらっしゃいます。

そのため、実相寺(青山霊廟)納骨堂の「送り火・迎え火」は
一般的な「送り火・迎え火」とは異なり
2つの思いを込めて実施しております。

ひとつは、納骨堂からご自宅へ「いってらっしゃいませ」
もうひとつは、あの世から納骨堂へ「お帰りなさいませ」

あの世からこの世
ご先祖様がご自宅へ帰るもよし
納骨堂でゆっくりされるもよし
お選び頂ければと思っております。

そのため、青山霊廟では納骨堂内にも少量ですが
お盆のお供物をご用意しております。

なにが正解かは分かりませんが
いずれにせよご先祖様が迷わぬよう
参道にキャンドルを並べ、火を灯し
最後に心を込めて「おがら」を焚くようにしています。

日本の良き文化と風習を守り
先祖に感謝し供養する心を大切にして
次の世代につなげて行けるよう精進してまいります。

7月15日はお盆の中元で先祖供養する大切な日です。
それぞれがご先祖様を想い、手を合わせましょう(合掌)

※丁度お盆の時期にご住職が育てている蓮の花が綺麗に咲きました。
　ご来山される際は是非ご覧ください！