暑さ寒さも彼岸まで(2024年10月5日)
朝夕の空の色や肌に触れる風に、
どことなく季節の移り変わりを感じる頃となりました。
皆さま如何お過ごしでしょうか。
実相寺は、ご住職、奥様、副住職、スタッフも含め
全員がまだ半袖に首タオルを巻いてお壇のお手入れ等を日々行っております。
令和6年は、9月22日(日)がお中日で
前後3日間、9月19日から9月25日までの一週間が秋の彼岸期間でした。
お彼岸の期間中は暑い日が続きましたが
多くのご利用者様が供花をご持参になり
お参りにお越しくださいました。
そのおかげで納骨堂内はいつもより温かみが増して華やかに…
ありがとうございました。
実相寺の参道に咲く彼岸花は
いつもお彼岸の時期に咲くのですが
今年は猛暑の影響でしょうか
一週間程遅れて咲き、今もまだ綺麗に咲いております。
「暑さ寒さも彼岸まで」
夏の厳しい残暑も秋のお彼岸をすぎると落ち着き、徐々に過ごしやすくなる。
という言い習わしは皆様もご存知かと思いますが
「どのような困難があっても、やがて終わりが来て乗り越えることができる」
だから諦めずに耐えましょう!という意味も込められているそうです。
日常で我々が共通し感じてた困難といえば、
コロナ禍で制限されていた生活ではないでしょうか。
最近は少しずつ以前のように良い意味で戻ってきている気がします。
ここ数年の間は規模が縮小されていた、
盆踊り・花火大会などもようやく今年の夏は通常通りに開催できるようになりました。
本来の賑わいをようやく感じることができたことで、
「当たり前の日常がようやく戻ってきた有り難さ」を感じる夏だったと
振り返ってみれば思えたことはとても幸せな事だと気づきます。
この先は暑さもだんだんと感じることがなくなり、日々寒暖差がある気候になります。
皆様、お身体に気を付けてお過ごしくださいませ。