実相寺の「彼岸花」(9月20日)
昨日は中秋の名月、夜空の満月が煌々と輝き
心が洗われるような綺麗な月でしたね。
そして今日は彼岸の入りで、すっかり秋のモードになってきました。
毎年毎年秋のお彼岸が近づくと、忘れずに土の中からスックと芽を出し、
いつの間にか花を咲かせる「彼岸花」。
この花にいつも時季を気付かされ、なんて律儀でしっかりした花だろう、
と密かに感心しています。
別名を「リコリス」「曼珠沙華(マンジュシャゲまたはマンジュシャカ)」とも言われ、
赤い彼岸花の花言葉は「情熱」「再会」「悲しい思い出」などで、
白い彼岸花の花言葉が「また会う日を楽しみに」「想うはあなたひとり」だとか。
正しく今、を表す花なんですね。
関東地方で名所となっている、埼玉県日高市の巾着田に一面に広がる彼岸花は、
是非一度見に行きたいと思っていますが、いつになることやら。
余談ですが、巾着田の高麗川にかかる「あいあい橋」は日本最大級の
木製トラス橋(各部材を三角形に組み合わせたもの)だそうで、ここも必見?!
そしてそして、実相寺の入り口にも白い曼珠沙華が咲きました。
奥の庭には赤い曼珠沙華・・・。
お参りがてら寺前に咲いた彼岸花を眺めれば、忘れていた思い出がよみがえり、
故人様を偲ぶ気持ちがより深くなるのではないでしょうか。