10月も一週間が過ぎ、ようやく秋の空気になってきたようです。
例年なら決まってお彼岸の頃に咲く「彼岸花」も、今年は暑さで
出るに出られずに、やっと見頃となりましたね。
実相寺の参道にも薄いクリーム色の彼岸花が満開となっています。
その清々しく凛とした姿を見ていると、心が洗われるようです。
別名を「曼珠沙華」といい、法華経などの仏典に由来していて
お寺とは縁の深い花で、また花言葉は「再会」や「想うはあなた一人」と
いうものもあり、お参りする人々の気持ちそのものを表しているのでは
ないでしょうか?
お寺の奥には真っ赤な「曼珠沙華」が供花の如く、
お墓を見守っています。
